北島のライバル情報

AP通信の記事から。

          『ナイキ、他社の水着着用を容認』

ナイキ社は、今月末にオマハで行われる競泳五輪代表選考会で、契約する7人の候補選手が自社製品ではなくSpeedoのフルボディスーツを着用することを容認する意向である。

広報担当のデレク・ケント氏によると、今回はあくまでも例外的な措置で、選手に試合に集中してもらうため、他社製品を試すことを認めたという。Speedoが2月にツヤツヤしたLZRを発表して以来、これを着た選手が38個の世界記録を樹立した。が、騒動にもなっている。

Speedoと契約していない選手も着たいと口々に言う。イタリアのアルベルト・カスタネッティ・コーチは「テクノロジーのドーピングだ」と批判した。

カリフォルニアの水着メーカーTYR Sport社は、5月にSpeedoを訴えた。アメリカ水泳連盟と結託して健全な競争を妨害し、トップ選手がSpeedo以外を着ないようにした、という内容である。

英国にあるSpeedoは、この訴状は根拠のないものだとしている。

一方で他社のメーカーは水着の改良を急いでいる。契約しているスイマーに五輪本番でも着てもらい、自社のロゴを水上で大写しにしてもらうためである。

Speedoの水着が速い、という確たる証拠は、ない。

Speedo社はNASAと共同開発をすすめ、抵抗を低減した素材を使い、縫い目のない構造とポリウレタン・パネルを組み合わせた。

サンディエゴ州立大学のブレント・ラッシャル教授(スポーツ生理学)は、フルボディスーツに懐疑的である。
「Speedoは独断的な主張をプロパガンダのごとく広め、効果的に宣伝している」
教授はインターネットのHPでこう述べている。

ラッシャル教授は、38個の世界記録はトレーニング技術の向上などが要因であって、マイケル・フェルプスを筆頭とするトップ選手の努力の賜物だ、と主張している。

しかし、それはちがうかもしれない。

スポーツ産業にくわしいマット・パウエル氏によれば、競泳用水着の市場におけるSpeedoのシェアは毎年7%ずつ増えて現在は61%である。TYRが20.6%で、Jantzenが11.5%。後者の2つは同じ時期にそろってシェアを失っている。

ただ、これがSpeedo奪われたかは、すぐには断じることはできない。

「LZRが追い風になっているとは感じます」と語るのは、ナイキのマーケティング副代表、クレイグ・ブロマー氏。

今のところ、ナイキ社は7人の選手、ブレンダン・ハンセン、アーロン・ピアソル、ウィットニー・マイヤーズなどに対し、選考会でのSpeedoの着用を認める方針だ。

他の試合でも着用を認めるか、また自社製品を改良するかについては、ブロマー氏は明言を避けた。

「我々は契約選手と協力して微調整をかさね、製品にフィードバックさせていきます」



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